

京都市長門川大作
四条通。147万人の人々がいきいきと暮らす大都市のメインストリートでありながら、交差点からは美しい三山の姿が眺められ、清らかに流れる鴨川の気配も肌に感じられる。こんな素晴らしい通りは、全国のどこの都市にもありません。通りの魅力とにぎわいを演出しておられる四条繁栄会の各お店も多彩で、歩くだけでも心が浮き立ちます。私の大好きな通りです。私の妻や娘も大好きですが、困ったことに彼女たちは「ただ歩くだけ」では満足しないようです。
この四条通は季節の感じられる通りでもあります。四季折々にその季節ならではの、通りの色合い、音、風の感触などの装いがあるように思います。「音」に関していえば、代表的なものは夏の「コンチキチン」の音色ではないでしょうか。祇園祭です。四条通を華麗な山鉾が巡行するこの祇園祭が、本年7月に世界無形文化遺産の国内候補として、ユネスコへ推薦される運びとなりました。
祇園祭には、私自身もこれまで様々な形で何度も参加させていただきました。特に今年は、奉行の大役を務めさせていただき、籤改めの際には、鉾車の重厚な響きに改めて歴史の重さを肌で感じることができました。
この貴重な祇園祭が多くの人々を魅了し、世界の賞賛を集めているのも,地域の皆様をはじめ、祭りを支えてこられた方々のたゆまぬ御努力があるからこそということは、いうまでもございません。
また、現在、本市におきましては、「歩いて楽しいまち」の実現に向けて、京都の魅力や、機能をさらに高めるべく、全職員一丸となって邁進しております。
商店街の皆様におかれましても、本市の取組に深い御理解を賜り、「華やぎと風格のある街づくり」をテーマに、歴史ある街にふさわしい御活動を展開いただいており、改めて心から感謝申し上げます。
私は、これからも市民の皆様と、共に汗し,感動を共にする「きょうかん」を基本に、魅力と個性溢れる京都の創造に全力で取り組んで参りますので、皆様の御支援、御協力をよろしくお願い致します。
