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白河法皇が「是ぞ我が意にかなわぬもの」と
嘆いたのが「加茂川の水」「山法師」「双六の賽」
という逸話がある
平清盛は強訴の神輿に火矢を放ったというその強腕
神をも恐れぬその所業無情(諸行無常)と言うべきか
果たして賽は投げられた
勝者(盛者)必衰の理をくつがえすのか
平成平家物語 開幕
祇園精舎の鐘がなる
平家物語
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」。この有名な語り出しで始まる平家物語は、平家一門の栄華と滅亡を描いた一大叙事文学で、作者および成立時期についてはともに未詳です。その平家物語の中で、平清盛は極悪非道の独裁者のように伝えられています。矢を射る者は血ヘドを吐いて死んでしまうと信じられていた神輿に矢を放ちこの迷信を打ち破った清盛は、サイコロの目をも意のままにするかのような隆盛を極めていました。しかし、やがて平家一門は滅亡の道へと歩みます。現代に清盛がいるとすれば彼もまた、滅亡は時間の問題なのかもしれません。